よくある質問
ご葬儀の場所について
Q. 自宅に安置する際に必要なものはありますか?
ご安置を行うお部屋にお布団をご用意ください。敷布団と軽めのかけ布団1枚が必要になります。白いシーツがあればなお良し。枕は北向きに(頭が北)にするのが習わしです。住宅事情などで北向きが困難な場合は西向きでも構いません。また最近では介護ベッドにご安置されるケースも多くなっております。
Q. 自宅葬での注意点を教えて下さい。
まずご近所へご自宅で葬儀をする旨をお伝えしておくと良いです。
ご自宅での葬儀は、葬儀前からの弔問に来られる方がいらっしゃいます。
また葬儀社が葬儀道具を持参したり、花屋さんがお花を届けたりで通常より人や物の出入りが激しくなります。
そしてご弔問の方が多い場合は、駐車場などの確保も必要です。
弔問客が多くなることが予想されるのであれば予めご近所や町内会長様に予めお話をしておくことがトラブルを未然に防ぐ対応になります。
Q. お寺で葬儀はできますか?
お寺でのご葬儀ができるかできないかはそのお寺のお考え次第となります。
檀家様のみ受け入れ可能であるお寺や、檀家様以外の方でもご葬儀を行えるところも多くございます。
檀家様の場合は、ご本尊のある本堂でご葬儀を行うのがほとんどです。お寺によっては、お寺の境内に葬儀専用会館を貸し出しているところもあり、そこでは檀家様以外の方々でも宗旨宗派問わずご利用いただけます。
また実際お寺様の本堂で葬儀を行う場合は、ご本尊の前にお柩を設置し、両脇に生花を置くケースと、ご本尊と向き合う形で祭壇を組み祭壇の前にお柩を設置して葬儀を行うケースと様々です。
全てそのお寺の決まりによって異なります。
もしもの時は明倫社の施行担当者がお寺様とお打合せさせていただきます。ご安心くださいませ。
Q. 自宅で葬儀はできますか?
故人様やご遺族様の強い希望があり、ご自宅でご葬儀を行うこともあります。
ご自宅でご葬儀を行う際には、故人様のお部屋を式場にしたり、お庭に面したお部屋を式場にしたり、自由にレイアウトを考えることができます。
また、参列者へのおもてなしやお料理は、ご近所の方などが手伝いに来ていただくこともあり、非常にアットホームな雰囲気でのお別れとなります。
ご自宅でご葬儀を行うということは、式場使用料が一切かからないという費用面でのメリットのほか、故人様が慣れ親しんだご自宅でご家族やご近所の方に見送ることができるというメリットがあります。
Q. ホテルでの葬儀はどのようなものですか?
ホテルでのご葬儀は骨葬といい、お身体ではなく、お骨でのご葬儀となります。
参列者は喪服ではなく平服でのパーティー形式となり、お香典は省略し、焼香の代わりに献花でお別れをします。
ホテルでご葬儀を行うメリットとしては、
・骨葬となるため、日程はゆっくりと決めることができる。
・交通の利便性がよく、参列者の負担が少ない。
・宿泊もできるため、遠方の参列者を呼びやすい。
・ホテルならではのおもてなしや、上質なお料理を提供できる。
といったことが挙げられます。
ただし、式場となるホテルのグレードやお料理の内容によっては高額な費用となりますので、事前にお見積りをとるようにするとよいでしょう。
Q. キリスト教の葬儀の場所はどこになりますか?
キリスト教には大きくわけて「カトリック」と「プロテスタント」という宗派があります。
カトリックは特に伝統に厳格で儀式を重んじることから、正式な儀式として執り行うために葬儀の場所は、原則として所属の教会となります。
一方で、プロテスタントは教会の他、葬儀社の式場や自宅で行われるなど、ご遺族の意向を反映した柔軟な対応ができるのが特徴です。